日立戦災史 目次
- 編 者 日立市の戦災と生活を記録する市民の会
- 発行所 日立市役所
- 発行年月日 1982年3月31日
- A5判 401頁
序 文 |
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第一章 鉱工業の発展と日立市の形成 |
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第一節 日製の発展と海岸工場の操業開始 |
… 高橋市蔵 |
一 工場用地の買収と生産設備の拡充 |
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二 従業員の推移 |
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第二節 日鉱の生産拡張 |
… 島崎和夫 |
一 日産コンツェルンの形成と日立鉱山 |
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二 生産量の増大三 従業員の推移 |
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第三節 経済不況と失業者 |
… 相沢一正 |
一 日鉱・日製の人員整理 |
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二 町の経済と失業者問題 |
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第四節 農・漁業と時局匡救策 |
… 斎藤典生 |
一 昭和初期の農業と漁業 |
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二 救農土木事業と経済更生運動 |
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第五節 日立市と多賀町の誕生 |
… 島崎和夫 |
一 多賀町の成立 |
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二 日立市の成立 | |
三 商店街の形成と供給所 |
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四 日立駅と常陸多賀駅の拡張 |
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第二章 戦争と市民生活 |
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第一節 隣組と配給 |
… 割貝勉 |
一 部落会、町内会と隣組 |
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二 市政の方向と回覧板 |
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三 経済統制と配給生活 |
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第二節 銃後体制の強化と諸組織 |
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一 国民精神総動員運動の展開 |
… 相沢一正 |
二 在郷軍人会分会と婦人会の活動 |
… 海老沢直史 |
三 軍人家族の援護と銃後奉公会 |
… 海老沢直史 |
四 大政翼賛会支部と翼賛壮年団 |
… 相沢一正 |
五 商店街と商業報国会 |
… 柳橋政義 |
六 日立鉄心会の活動 |
… 橋本治 |
七 警防団・家庭防空群と防空演習 |
… 柳橋政義 |
第三節 勤労動員 |
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一 勤労報国隊・女子挺身隊・学徒動員 |
… 清宮烋子 |
二 朝鮮人、中国人 |
… 相沢一正 |
第四節 教育と教化 |
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一 小学校から国民学校へ |
… 塙作楽 |
二 中学校と高等女学校 |
… 塙作楽 |
三 多賀工専とその周辺 |
… 塙作楽 |
四 講演会等と思想強化 |
… 清宮烋子 |
第五節 娯楽と災害 |
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一 娯楽の諸相 |
… 佐藤孝 |
二 非戦厭戦の意識 |
… 相沢一正 |
三 伝染病と水害 |
… 海老沢直史 |
第三章 空襲と艦砲射撃 |
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第一節 軍需生産の実態と推移 |
… 相沢一正 |
一 日本軍需生産と日製 |
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二 日立工場、多賀工場の軍需生産 |
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三 日立鉱山の軍事資材生産 |
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第二節 本土空襲の経緯と日立 |
… 相沢一正 |
一 本土空襲の経緯 |
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二 茨城の空襲と日立 |
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第三節 六月一〇日の空襲 |
… 塙作楽 |
一 空襲地域と一トン爆弾攻撃 |
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二 被害状況 |
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第四節 七月一七日の艦砲射撃 |
… 相沢一正 |
一 艦砲射撃 |
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二 被害状況 |
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第五節 七月一九日の空襲 |
… 相沢一正 |
一 焼夷弾攻撃 |
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二 被害状況 |
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三 空襲、艦砲射撃の影響 |
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第四章 敗戦後の状況 |
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第一節 敗戦と戦後の生活 |
… 相沢一正 |
一 八・一五の諸相 |
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二 物資不足と食糧供出 |
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三 配給と買出し四 復員と引揚げ |
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第二節 市街地の再建 |
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一 建ちはじめるバラック |
… 橋本治 |
二 復興計画への着手 |
… 島崎和夫 |
三 交通機関の再出発 |
… 橋本 治 |
第三節 生産の再開と労働運動 |
… 斎藤典生 |
一 軍需から民需へ |
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二 傾斜生産方式と日製・日鉱 |
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三 労働運動の消長 |
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附録 史料 |
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史料解題 |
… 相沢一正・島崎和夫 |
一 日立地区艦砲射撃調査班報告書 |
… 訳:笹倉貞夫 |
二 日立市街地域焼夷弾攻撃報告書 |
… 訳:笹倉貞夫 |
三 日立製作所海岸工場爆撃報告 |
… 訳:笹倉貞夫 |
四 昭和一六年事蹟簿による統計資料 |
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五 日立市報記事抜粋 |
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あとがき |
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