常磐炭田史 目次

著者は1893年(明治26)、埼玉県浦和市生まれ。1916年(大正5)明治大学法学部卒、1921年常磐石炭鉱業会幹事、1941年石炭統制会東部支部長、1948年東部石炭協会専務理事。

1917年ごろ帝国新報記者として日本の炭礦を2年間にわたって取材し、日本炭礦行脚(1919年 帝国新報社刊)を著した(里見敬二との共著)。常磐炭礦概要(1938年版 常磐石炭鉱業会刊)、松本健次郎懐旧談(1952年 鱒書房刊)などの編著書がある。1965年歿。

本書には長く石炭産業を見てきた著者ならではの人物紹介もあり、参考になる。また本書の半分近くをしめる年表は本文同様に力の入った仕事である。人名索引がついているのも便利である。

なお本書は筑波書林から1986年に上下二冊に分け、かつ判型をかえて出版されている。

 左:表紙 右:口絵写真

内容細目

口絵写真2頁
第一章 常磐炭の発見と幕末時代
石炭の発見
常磐炭の発見
神永喜八
国防用炭の元祖
磐城の片寄平蔵
平蔵の炭坑経営
石炭御用から貿易商
好間炭の元祖 大平と本田
… 1
… 4
… 6
… 8
… 16
… 18
… 20
… 24
第二章 中央資本の進出
加納作平
後藤象二郎と常磐
伊山炭の由
山崎藤太郎と浅野総一郎
磐城炭礦社の創立
軽便軌道で送炭
ビール壜の製造
磐城炭礦、株式組織に
常磐線開通の運動
竹内綱の白水炭礦
…26
…28
…30
…32
…34
…37
…40
…41
…42
…45
第三章 白井遠平と磐城炭田
入山採炭の創立
白井遠平
郷誠之助と入山
白井の好間炭礦
…49
…51
…56
…61
第四章 常磐線開通と炭礦事業
松本と三星炭礦
三星炭礦の出水
伊藤増吉と山崎
ストライキの元祖
山口嘉三
桑田知明と千沢平三郎
坂市太郎と阿部吾市
清田房次郎と千代田
お座敷拝借
阿部吾市の立志伝
機智と闘志
…65
…67
…69
…72
…72
…75
…77
…78
…80
…83
…85
第五章 古賀春一の生涯
古賀春一の人となり
常磐へ進出
転落の大日本炭礦
その後は中小炭礦のために
…89
…91
…94
…95
第六章 常磐炭礦株式会社の成立と現在活躍している人々   …97
年  表  …101
日本に於ける炭田発見年代表  …188
常磐炭 出・送・貯炭・売価調一覧  折込表
人名索引  (5)