石炭統制会東部支部資料目録 目次
- 編 者 茨城県立歴史館
- 発行所 茨城県立歴史館
- 発行年 1996年3月31日
- 判型等 A5判 本文132頁
- 内 容
石炭統制会は1941年11月に発足する。その目的は定款によれば「石炭産業の綜合的統制運営を図り、且石炭産業に関する国策の立案及び遂行に協力すること」とある。そして解散は敗戦をはさんで46年5月。その業務を引継いだのは、業界団体である日本石炭鉱業会であるが、実質的に政府の意向を受けて統制を行なった。47年6月配炭公団が設立され、占領下における石炭統制を行なった。その配炭公団も49年9月廃止され、石炭の国家統制は終わる。
石炭統制会は本部のほかに福岡支部・札幌支部そして常磐地区の東部支部からなる。東部支部は会員炭礦4社と東京地方石炭統制組合と仙台地方石炭統制組合から構成される。
石炭統制会東部支部は1946年5月に解散する。しかし、かわりに東部石炭鉱業会が設立され、さらに48年2月設立の東部石炭協会へと統制機能の一部を残しながら組織を変えてゆく。
この目録に収められた資料は、楢戸静雄氏が所蔵されていたもので、氏は当初から石炭統制会東部支部に勤務され、以後、東部石炭協会が49年10月に廃止されるまで労務担当の任にあった。377点からなる本史料群は石炭統制期9年間の常磐地区石炭産業の歴史を詳細に知ることができるすぐれた史料である。
以上は、本書の相沢一正「解題にかえて」からぬきだしたものである。
内容細目
- 凡例
- 一 文書
- (一)会社経営
- 1 炭礦会社・経営概況
- 2 販売・輸送
- 3 石炭経理
- 4 外国石炭事情他
- (二)労働力調達
- 1 徴用・勤労動員
- 2 朝鮮人
- 3 中国人・俘虜
- 4 樺太釧路・工場転換
- 5 学務移動・充足・応召
- (三)労働状況
- 1 労働者・労務概況
- 2 就業規則
- 3 賃金・手当
- 4 従業員家族・生活
- 5 炭礦住宅
- 6 災害 他
- (四)生産
- 1 出炭・能率
- 2 出炭計画
- 3 資材・技術
- (五)統制組織
- 1 職権委譲
- 2 統制機関・諸規程
- 3 会議録・資料
- (六)労働組合・労働運動
- 1 労働団体
- 2 労働運動
- 3 労働争議
- 4 生産管理
- 二 刊行物
- (一)定期刊行物
- 1 常磐地区
- 2 全国・他地区
- (二)小冊子・単票
- 1 常磐地区
- 2 全国・他地区
-
- (参考)統計表索引
- 一 生產
- (1)出炭高
- (2)出炭計画・生産計画
- (3)出炭能率
- (4)生産状況・生産費・資材
- (5)石炭需給・配炭・送炭
- (6)貯炭
- (7)日満支石炭生産・流通
- 二 労働
- (1)労働者数
- (2)充員計画
- (3)徴用・勤労動員
- (4)朝鮮人・中国人・俘虜
- (5)樺太釧路転換労働者
- (6)移動状況
- (7)労務状況
- (8)就業率・就業状況
- (9)賃金・手当・
- (10)炭住・炭儂生活
- (11)労働組合
- (12)災害
- (13)その他
- 解題にかえて
- 一 資料伝存の経緯
- 二 地方統制機関の概要
- 三 本資料の意義