史料 常磐炭礦茨城礦業所新体制座談会

炭礦の社会史研究会

史料について

茨城礦業所タイムス 第407号 1面

テキスト化にあたって


生産は需要によって変わるもの
 経営者にきく86万トンの新体制

〝茨城の現況と将来〟を

経営者にきく会が去る27日、礦業所会議室において開かれた。
 質問は、需要の見通しから鉱量の問題に及び、更に人事関係へと発展していった。
 千葉課長の司会によって進められた二時間余に亘る会の模様をお伝えして、全従業員の参考に供したい。(文責記者)

[座談会風景写真略]

 出席した人々は
 質問に答える
礦業所長  渡辺三郎
礦務部長  立山 正

両氏の経営者側にきき手は
中郷礦採炭係長 笹原茂男      労務課長   高橋進
同採炭機械係長 渡辺則重      機電課長   対馬謙
同 採炭主務者 根本秀寿      機電係長   志賀高晴
神の山採炭係長 大角暢三      中郷労務係  大平喜市
同  機電係長 根本茂雄      神の山労務係 土屋三男
同 採炭主務者 中崎敏夫      資材課生用係 芳賀康幸
                  会計課会計係 須藤正弘
の十三氏、なお司会は 庶務課長 千葉直彦
のみなさんであった