揖斐高著 市河寛斎 大窪詩仏 目次
- 著者 揖斐 高
- シリーズ名 江戸詩人選集 第五巻
- 発行所 岩波書店
- 発行年 1990年7月26日
- 判型等 四六判 387頁
内容細目
市河寛斎 |
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I 雌伏の日々 | |
乙未の除夕…3 出山…5 孤松行…8 己亥元旦の作…12 井子章・宮田子亮・関君長・紀世馨・源文竜・入江子実、新居に過ぎ見る。…13 夏目、仲温、海亭に邀え飲む…16 宮田子亮の書を得たり。余を某藩に薦むるの言有り。賦して謝す。…18 夏陽子を哭す…21 深川の舟の中…24 冬の日…25 時事二首…26 北里歌(三十首のうち六首)…30 | |
Ⅱ 浪人生活の不安 | |
矢の倉新居の作…45 憂いの中の楽しみ…47 丁未の除夕…53 雨の夜の上尾道中…54 三絃弾…56 東坡城赤壁の図…65 遊春、永日の韻に和す(九首のうち一首)…67 秋の夜…68 南の窓…70 水郭の初夏…721 事を書す…73 城居…75 | |
Ⅲ 藩儒の生活 | |
拙を養う…78 越中の元夕(二首)…80 客去る…83 雪中の雑詩 五首(うち一首)…84 夏の夜の枕上の作…87 家に帰りての作…89 永日・無絃過ぎ見れ、賦して示す…90 お玉が池の新居…92 客中の記事…95 事に感ず…99 北海道中…100 籠の渡し…102 秋雨…105 晩秋の舟行…105 亥児に示す…106 青陵、京師自り至る…108 窮婦の嘆き…109 九月廿七日雷雨終日、門を出づること能わず、短歌を作る。…118 傲其の詩(五十首のうち五首)…120 無絃、五瀬自り至り詩を談ずること数日、慨然として贈れる有り。…137 雨涼し…141 憶昔…142 冬温かし…145 歳杪の縦革…146 夢に月宮に遊ぶの吟…150 | |
Ⅳ 晩年の詩 | |
江戸を発つ…157 八月廿三日、翠屏詩屋に小酌し月を待つ…159 青霞堂にて九峰先生を懐う…161 偶作…163 荷亭に暁に坐す…164 邨童の渓上に戯るるを観る…166 梨花の雪…167 客舎の夏の日…170 江芸閣・劉夢沢と同じく張秋琴の七夕の韻に和す。…174 白髪の嘆き…174 | |
大窪詩仏 |
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I 詩人をめざして | |
居をトす…183 暮に品川に帰る…185 北山先生の孝経楼…187 牽牛花…189 荏土の故人を懐う…191 蕈を劚る 八首(うち三首)…193 春の思い…196 春の寒さ…197 睡る蝶…198 秋の径…201 歳の暮旅…202 桜 七首(うち一首)…204 急雨…206 烟花戯…208 邨中の晩歩…211 雪の声…212 | |
Ⅱ 詩聖堂の宗匠 | |
新居…215 蠣房を食う…217 村居して喜びを書す…218 李白、月に問う図に題す…221 雪後の鴬谷の小集、庚韻を得たり…226 春の草…230 黄鳥子の詞…277 山中の雑題(四首のうち二首) …236 橋の上の初雪、和歌題…239 天瀬の韻に次す(四首のうち二首)…240 村の夜…243 家人、衣を寄す…245 淀川を下る…246 土山を発って鈴鹿に抵る。途中風雪大いに作る。詩四首を得たり。(うち二首)…興に乗る…250 築波山に登る(八首のうち一首)…252 親知らず子知らず…253 空翠楼の晩望(二首のうち一首)…256 山中温泉雑題(四首のうち一首)…257 冬の夜…258 冠山老侯の殤女阿露の遺書の後に題す(三首のうち二首)…260 秋の蚊…266 内を夢む…270 小松城下にて墨屏・空翠・暁山・芝圃に似す…274 来りて酒を飲むに如かず。楽天の体に傚う(四首)…278 偶成…284 銜遠亭に月を賞す…286 天竜川…290 頼子成の山紫水明処に題す…292 午睡…298 | |
Ⅲ 老年の寂しさ | |
奥山君鳳の秋田に之くを送る…300 秋空の雁影…307 内を哭す(六首のうち三首)…309 江天の暮雪…312 「酒は独り飲む理無し」を賦し得たり…314 錦繍亭排律…318 八竜湖に泛ぶ(六首のうち二首)…322 亡き妻を夢む…325 墨多川…326 白小…329 有年行…330 夏の日の山亭…333 秋残(二首)…343 | |
解説 |
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一 格調の詩から性霊の詩へ…349 二 市河寛斎…353 三 大窪詩仏…367 | |
市河寛斎略年譜 |
…383 |
大窪詩仏略年譜 |
…385 |