史料 桝本吉松・桝本寅市 報徳碑
[碑文][題額] 鯛鰤漁具発明者 桝本吉松
桝本寅市
報 徳 碑
発起人 飛田巳之吉
大正十二年旧一月十五日建設
沢畠勘之介
[所在] 久慈漁港入口
[解説]
昭和60年(1985)の修復時の説明文によれば、二人は愛媛県西宇和郡三崎町字串で漁業を営んでおり、アワビ取りの普及のため明治35年(1902)頃久慈浜へやってきて、採鮑用水中眼鏡の近代化につとめ、また鯛鰤の一本釣、漁具の改良につとめ、初めて久慈浜に35馬力の動力船を導入した。
碑の裏面には建碑賛同者の名前などが数多く記されるが、摩滅が激しくすべてを読むことができない。